フェイク

 

たまに立ち寄るコンビにに、少なくとも4、5年は働いているベテランの店員さん(男性)がいます。(以後ベテランさん)

その風貌からアルバイトをしながらミュージシャン活動をしている人と、私は勝手に思っています。(ホンマに勝手に)


先日も、飲み物を買いに、そのコンビニに立よると、
レジにベテランさんはいました。



買うものを決め、ベテランさんのいるレジへ。

お会計のときに、ふとベテランさんの名札に目をやると、

「村松。。この人、村松さんっていうんや。。」

初めてベテランさんの名前を知りました。
名前を知ると少し親近感がわきます。



「村松さんはミュージシャンなんかな。。アルバイトしながら、がんばってるんかな」
と思っていると、ベテランさんはレジを打ち、おつりを私に渡しました。

そして、ベテランさんが顔を上げ、「ありがとうございます」と言って
私と目があったそのとき。。


私は焦りました。


「あ、ちゃう。私がおもてた人と違う。髪型と背格好はめっちゃ似てるけど、この人ベテランさんちゃう。」



店に入ってから3、4分間、ベテランさんだと思っていた完全な別人に、心の中で人間違いをしたまま語りかけていました。


「ってか、どおりでいつもよりちょっと丁寧やと思ったわー」
とか
「髪型似過ぎやわー』
とか
「フェイクやわ、フェイク」
とか、変な負け惜しみを心の中でしつつ店を出ました。


さっきのプチ親近感の行き場もないまま。



ベテランさんは村松さんではない。。


村松さんはベテランさんのフェイクではない。。


自分でどうでもいい罠を仕掛けて、自分で掛りました。



直接話をするわけでもないし、自分に大きく関わらない人。
でも、関わってる人。
日常には、色んな形の人間関係があります。



ベテランさんも、村松さんも、私も、

明日からも頑張ろう。


















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